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山の天気について
7/27(日) 日中は38度を超え、連日猛暑日が続いている。暑くて外にでられない。この土日の休みに山へ行こうと思っていたが夜も気温が下がらず寝不足アンド寝坊で山へは出かけなかった。さて今日は天気図の読み方の前に知っておくと役に立つ天気がどうなるかの目安の話をする。下の図を見てほしい。
気温差でわかる大気の不安定度
この図はみんなが暮らしている大気での高度が高くなると気温が下がる表である。
難しい言葉で「気温減率(きおんげんりつ)」とあるが、ようはこういうことである。「100m上がると何度下がるか」である。そう山頂へいくと涼しいことでわかるであろう。さてこの温度の下がり方で大気の安定度がおよそわかるのである。
誰しも登山中に悪天候(特に雷や大雨)に遭遇したくないものである。そこでテレビの天気予報で「上空に寒たい空気はいってくるので不安定になり雷雨…」などといっているがうえの表にその気温差の線(灰色線0.73)を書いてみた。これによるとかなり不安定ゾーン(赤色ゾーン)に入っていることがわかる。これは5500mの気温と地上気温の差が40度あることの線である。地上(海抜50m)で35℃、富士山の山頂(3776)で5℃くらいならかなり危険なのである。
大気の安定度を示す専門的な指数はある。シュワルター安定指数(SSI)というが面倒なので説明は省略する。しかし指数がどうだと不安定かは記述しておく。この指数がマイナス値(-6まで)だと雷雨から猛烈な雷雨の可能性がある。だからといって確実に荒れるとは限らず、北風が吹いていればそれほど強い現象としては現れてこない。これは地上付近(1500mまで)での指数であるためそれより高いところは当てはまらない。
説明をもとにもどすが関東甲信越の山を登る人達がどう計算し利用するかを説明する。
登山当日だけでなく、少なくとも3日前からのデータをとり移り変わりをみてほしいのである。
さて最初に富士山の気温、御前崎の気温(なせその2ヶ所か→観測地点が近く最も標高差があり同じ大気であることが明らか)を気象庁ホームページ内のアメダス(表形式)より入手する。御前崎の気温から富士山頂の気温を引く。
次に標高差は指数として変化しないので3776m-45m=3731mなので気温下がる割合は100m毎の値なので「37.31」で気温差を割る。2014/7/27 12時のデータで御前崎の気温28.5度、富士山頂9.4度なので28.5-9.4=19.1度
19.1÷37.31=0.51 となり上の図から0.5以上なので条件付不安定となっている。(0.5以下なら安定してる)
現実に山梨県東部山間部から関東北部にかけて積乱雲が発生し雷雨となったところがあった。
このように登山する人は、テレビの天気予報をうのみにせず自分で納得できる判断材料をもつことが大切であり、今後の自信につながり楽しく登山ができるようになるのである。今日はここまで。
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